2025年9月19日

まだまだ強い日差しを感じる日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日の内覧会でも多数ご質問をいただいた日焼け止めについて、選び方のポイントや正しい使い方についてご紹介いたします。
日焼け止めの種類について
日焼け止めは「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類に分かれています。
「紫外線散乱剤」は白色のパウダーを使用することで、肌に当たる紫外線を反射し、散乱させることで日焼けするのを防ぎます。刺激が起こりにくいため、敏感肌の方は紫外線散乱剤を使った日焼け止めをおすすめしております。
一方、「紫外線吸収剤」は肌に当たる紫外線を化学反応で吸収し、エネルギーに変換して外に放出します。塗ったときに白くなりにくく、使い勝手は良いのですが皮膚の上で化学変化が起きることで刺激になる可能性があるため、敏感肌の方は注意をしましょう。
肌がデリケートな方や肌荒れが心配な方は「ノンケミカル」と表記されている日焼け止めを使用してみてください。
SPFとPAについて
SPFとPAは「この日焼け止めを塗った場合に、なにも塗っていない素肌と比べて何倍の紫外線量に耐えられるか」を表しています。
SPF(Sun Protection Factor)は1~50の数字で表示され、数値が大きいものほどUV-Bに対する防止効果が高いことを表しています。
PA(Protection Grade of UVA)は「+」「++」「+++」「++++」の4段階で表示され、+の数が多いほどUV-Aに対する防止効果が高いことを表しています。
・日焼け止めの強さによって使い分けをしたい場合は、真夏や外のスポーツ・レジャーの時にはSPF50PA++++を使用し、秋~春の季節や少し庭先に出る際にはSPF30以上PA++を目安に使用していただくと良いです。
日焼け止めの使い方について
・紫外線は天気や季節に関係なく降り注ぐため、毎日塗りましょう。
・早期から日焼け止めを塗ることで将来のシミやイボを防ぐことができます。また紫外線はニキビや肌荒れを加速させる原因にもなるため、当院では年齢・性別を問わず皆さんに塗っていただくようご説明をしています。
・時間がたつと効果が薄れ、汗で流れてしまったりもするので2~3時間で塗りなおしましょう。
・メイクの上から塗りなおしにくい場合は、スプレータイプの日焼け止めを使用しても良いでしょう。
当院ではNOV(ノブ)シリーズをおすすめしており、紫外線吸収剤不使用・石けんでおとせるため敏感肌の方や赤ちゃんにも安心して使用いただけるものです。その中でもノブⅢバリアクリームUV(SPF45・PA+++)は紫外線以外にも、花粉やちりなどの外部刺激による肌荒れを防ぎ、お肌を守ります。スクワラン入りで塗り心地が良く、白浮きしないため化粧下地としてもお使いいただけます。
