2026年10月16日
頭痛には、どのような種類があるのでしょうか?
「頭がズキズキする」「締めつけられるように痛む」「頭が重く、すっきりしない」など、頭の不調の感じ方はさまざまです。頭痛を理解するうえで、まず知っておきたいのが「一次性頭痛」と「二次性頭痛」という分類です。
① 一次性頭痛:頭痛そのものが病気であるもの
ほかの病気によって引き起こされるのではなく、頭痛そのものが病気であるものを指します。代表的なのが、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛です。

② 二次性頭痛:ほかの病気などによって起こるもの
別の病気や、薬剤の使用などに関連して起こる頭痛です。原因には、くも膜下出血や髄膜炎などのほか、耳鼻咽喉科で診療する副鼻腔炎などもあります。つまり、頭痛の原因が、鼻やその周囲にある場合もあるのです。
ただし、突然起こる激しい頭痛や、手足の麻痺・意識の異常を伴う頭痛、発熱と首の硬さを伴う頭痛などでは、緊急の診察が必要です。
慢性上咽頭炎と頭痛(や頭重感)との関係
慢性上咽頭炎の患者さんでは、頭痛(頭重感)を訴えることが報告されています。
当院では開院から1年で約300人の患者さんを上咽頭炎の診断のもと治療してきました。
約1割が頭痛(頭重感)を訴えており,そのうち約6割の方が半年以上にわたり症状に悩まれていました。当院では上咽頭擦過療法(EAT)を5回試行ごとに患者さんに症状の改善度合いを伺っていますが,症状評価ができた患者さんのうち約6割に症状の半減がみられました。頭痛は内科や脳神経外科などで治療されることが多いと思いますが,治療によりなかなか症状が改善しない方の中には,もしかしたら慢性上咽頭炎が隠れているかもしれません。診断は経鼻内視鏡検査で比較的容易に可能です。是非,慢性的な頭痛(頭重感)でお困りの方がいらっしゃいましたら,当院へ相談にいらっしゃってください。